五年生は「ある日、五つになる」の感想文です。きれいに印刷された体裁がよいだけのものよりも、心のこもった手紙の方に価値がある、という話です。手書きの手紙など滅多に出すことももらうこともなくなってきた現代です。

最近は生徒さんも手書きの手紙のやりとりの経験があまりないお子さんが多いです。手紙にしばられず、年賀状や連絡帳やテスト、ノートに書かれた先生からのメッセージなど、手書きのもので心に残ることがあればそのことを書いてもらいたいと思います。

 

先日母の友達(ということはもうおばあちゃんの年齢ということです)から、私が小学生低学年に彼女宛に書いた手紙を見せていただきました。〇十年も大切にとっておいてくれたのです!

母親の友達なのに「〇〇ちゃんへ」などと書き、いろえんぴつをもらったお礼をつたない文章でつづっていて、いやぁ我ながら可愛らしいなと感心してしまいました。〇十年もとっておいてくれた彼女へも感謝の気持ちでいっぱいです。手書きの手紙の持つ力を感じます。

そろそろ年賀状で頭が痛い季節ですが、出す方ももらう方もひとこと手書きのメッセージがあるとうれしいものですね。

 

そんな話をお子さんと楽しんでみてください。