今週は感想文です。がんばりましょう!

長文は、アインシュタインが核廃絶(かくはいぜつ)へ向けて様々な努力をしたことについて書かれています。

『原子力発電所をはじめとする、原子力エネルギーの平和利用についても、かなり慎重な考えをもっていました。』

と、書かれていましたが、東日本大震災のとき福島で起きた事故のことを考えると、偉大な預言者でもあったような気がします。アインシュタインが生きていたら、原発事故も防げたかもしれませんね。

 

自分の経験から似た話を見つけるのは難しいかもしれません。アインシュタインがなぜ原子力エネルギーの平和利用を切望したか、それは戦争に利用されるのを恐れたからです。戦争はいったん起きたら止めることがなかなかできません。

国と国との戦争を子ども同士の喧嘩に置き換えて考えてみたらどうでしょう。

お互いが意見を主張するばかりでなかなか仲直りできなかった、どうしても謝れずひどいことを言ってしまった、言われたなど、子どもの世界もいつも笑顔というわけにはいきません。争いがどんなに嫌なものか、その気持ちを戦争へ結び付け、アインシュタインが願ったことを想像してみましょう。

 

また、第三段落の前の話・聞いた話・調べた話では、原子力の是非、核兵器のおそろしさ、世界が抱えている問題などこの機会に親子で調べたり話し合ったりしてみたらどうでしょう。お父さん、お母さんの考え、自分の考えなどが構成図にしっかり反映されるといいですね。

 

難しい課題ですが、やはり対話がものを言います。たとえ作文に反映されずとも親子で共通話題について話し合うのは思考力を育てる上でとても大切なことです。このような国語的生活の継続を応援しています!

 

どんな話をしたらよいかピンとこないときはご連絡ください。