三年生は「ないしょの話」「なにかをかんさつしたこと」について書いてもらいます。

 

「ないしょの話」

軽い話題で考えてくださいね。今だから言えるこんな話という感じです。

私は子どものころかなり食いしん坊でして、兄弟のおやつを最初に全員分まんべんなくつまみ食いし、最初から少なかったように装っていたことなどは今だから言える「ないしょの話」です。

点数の悪いテストを隠していたとか、お皿を割ってしまったけれど知らないふりをしたとか、知らないのに知ったかぶりをしたとか…。どんな話が飛び出すか楽しみです。

お子さんの話を聞いたら、それを膨らますような流れでお家の方の話をしてあげてください。

 

「なにかをかんさつしたこと」

こちらは学校で機会が多いと思いますので、小学生ならいろいろありますね。かんさつの内容を詳しくのは観察日記ですので、詳しく書く必要はありません。

作文の方は、きれいだと思ったこと、心配したこと、びっくりしたことなど、そして何かを発見したときの会話などいろいろ書けるといいですね。

お家の方も子ども時代を思い出してみたり、大人になってから何かを観察したことがあれば話してあげてください。

私は少し前にスナップエンドウを本気で育て毎日観察しましたが、鳥に食べられたり、強風に飛ばされたり…挫折しました。

 

生徒さんが苦労するのは聞いた話の段落(第三段落)です(今回は採点の大きな柱になりますのでよろしくお願いします)。お家の方の話をお子さんが楽しく聞くような雰囲気を作ってあげてください。

たとえば、ないしょの話でつまみ食いについてお子さんが話してくれたら、「ああ、ママも子どものころね…」という展開です。