五年生は「あれは小学校三年の」の感想文です。

昆虫が幼虫時代に他の生き物が見向きもしない葉っぱを食べることで成功しているということ、さらに移動性を重視する時期には栄養価の高い蜜少量で飛び回るということが書かれています。自然界は種の保存という一つの目的へ向けて実に合理的にできているものですね。

 

さて、ここから自分と似た話を見つけ出すのは大変です。

・単純に、昆虫の幼虫の食欲のすごさを目の当りにした経験があればその時のことを思い出してみましょう。(アメリカシロヒトリのときに書いてしまいましたが)。すさまじい食欲は、葉っぱの栄養価が低いため量で勝負しなくてはならなかったからなのですね。感想文なのでこの「栄養価」というキーワードを意識し構成図が書けるといいですね。

 ・「他の虫が見向きもしない食べ物を食べる」ということと似た話では、「人気のないものを敢えて選ぶことで得をした話」などどうでしょう? 友達といっしょの係になりたかったから敢えて人気のない係に立候補した、人と食べ物の好みが違うのでみんなから分けてもらえてラッキーなんて話です。人気のあるものに何でも飛びつかずセカンドベストという生き方もありますね(妙に納得)。

・また、「移動するために食べ物を蜜に切り替える」ことと似た話として、「激しい運動をする前はあまりたくさん食べない方が調子がいい」といった話も書けそうです。

 

他にも似た話が見つけられたら私も是非教えてもらいたいです。

 

第三段落「聞いた話」「前の話」「調べた話」では、おうちの方の経験を聞いてみたり、科学読み物なので「調べた話」でもいいですね。

親子でいろいろな話を楽しんでみてください。