「母屋(おもや)はもうひっそり」の感想文です。

新見南吉さんの「おじいさんのランプ」からです。主人公の巳之助さんがランプ売りという古い商売にこだわり村に電気が引かれたことに腹を立て村長さんの家を放火しようした話です。火をつけるとき火打石が役に立たず、この時古い物へのこだわりが自分の首を絞めていることに気付きます。

 

感想文は、まずはお子さんからどんなことが書いてあったかを説明してもらってから似た話を考えてゆきましょう。

似た話の例としては、旧式のランプに執着しすぎた巳之助さんに似た話として、身のまわりの古くなって役に立たなくなったものの例はいかがでしょう。

昔の携帯、パソコンなどは時代が変わるとアッという間に価値がなくなりますね。その他デザインの古い洋服なども時代とともに価値がなくなります。また、意固地になって自分流を通したら時間がかかってしまったなど古い考えや自分のやり方にこだわって失敗した話などもいいですね。古い物を紹介するだけでは「似た話」になりません。それらにこだわるとどう問題になるかまで話題を広げてみてください。

一方失敗でなく新しいものや考えを取り入れて成功したいう話でも書けそうです。食わず嫌いを克服、人からのアドバイスを実践したらうまくいったなど。こちらも、巳之助さんの行為と照らし合わせ考えたことを。

 

自分の話、お家の方の話の二つのエピソードをぜひ!