三年生は「父が母国をはなれたあと」の感想文です。

 

アルフレッド・ノーベルの幼少期の話ですね。貧しかったノーベル家ですが、やさしくユーモアのあるお母さんに支えられたすてきな家庭だったようです。お買いもので大切なお金をなくしてしまったお兄さんを「雪のなかに貯金したとおもえばいいじゃない。」 と励ましたのはさすがですね。

 

この話と似た話を考えます。失敗して落ち込んでいたときお母さんやお父さん、先生などからやさしく励まされた話を考えてみましょう。その時の気もちをしっかり思い出して構成図にもどんどん書いてみてください。

私の経験では…。ピアノの発表会で大失敗してしまい落ち込んでたとき、「残念だったけれど、難しい曲をよくがんばったね。発表会の前と今では実力が全然違うよ」と励まされた思い出があります。先生の顔を見られないほど落ち込んでいたのに、清々しい気もちになったのをおぼえています。そんな体験を親子で話し合ってみてください。あの時はこんな気もちだった…など共感しあえるといいですね。

両親は厳しかったので、失敗したときに優しく励まされたりした記憶が残念ながらありません。行きたかった大学に落ちたときは、無言でした。今思うとあれが最大限の優しさの表し方だったのだと思います。

 

最後は長文を読んで思ったことをまとめます。「私(ぼくは)はこの話を読んで…」と書き出すと書きやすそうです。