新しい課題フォルダで苦戦していること

ザ・秋晴れといった爽やかなお天気ですね! 早く洗濯しないと。

 

今月は新しい課題フォルダに入って早2週が過ぎました。各学年新しい表現項目が増え苦戦している生徒さんもいらっしゃいます。今回苦労されているところを少し取り上げます。

 

・低学年は「会話」

特に二年生は「長い会話」ということで、一行以上の会話を書いてもらっています。大人が考えると簡単そうなのになぜ苦戦しているかというと、子供はけっこう短い言葉だけでコミュニケーションをとっていることが多いからですね。ここで親子の対話が生きてきます。予習の段階で意識して会話を拾ってみると書きやすくなると思います。

 

・3年生以上は「聞いた話」からの主題。

第三段落に書く「聞いた話」は作文全体の流れから浮いてしまうことがよくあります。予習の解説にも何度か書いていますが、お子さんが書く内容を聞き、「それだったらママもこんなことあったなぁ」とか、「ああ、いるよね。そんな人。」のように対話の流れで共感しながら話していただくことが大切だと思います。そうすると、自分の体験と「聞いた話」から学びや気づきが多くなり、「思ったこと」「わかったこと」「一般化の主題」が書きやすくなります。

 

子供の作文って本当に家族の合作ですね。はこの共同作業を繰り返すことで思考力が育ち自我が芽生え、その先の意見文へつながるのだと思います。

 

さて、以下の記事、学年が上がればどんどん書けるというわけではないことがわかります。

「書けない」それも成長なんです。

「作文は思考力----学年が上がるほど、本を読むことが作文力の支えになる」